ボディー・バック [NY-K7 OVA]
ボディーのサイド、そしてバックに使用されている木は オヴァンコール というもので、ヤイリギターのカタログでは「ローズ・ウッドに近いが音域に独特のハリがあり、フラットな音質を持つ。ヨーロッパでは昔からローズの代用材として支持されている。」と説明されています。なお、Ｋ７シリーズではサイド／バックは合板になっています。ですが、単版でなくても自分としては全然問題ありません。
ボディー・トップです [NY-K7 OVA]
これがボディー・トップです。トップに使われているのは単版のスプルースです。
ピックガードも木製なんですねぇ。
このシェイプ、そしてサイズがとても可愛いんです。
よく、このニューヨーカー・タイプという小振りのボディーは女性にも似合うと言われていますが、男が弾いたっていいじゃありませんか。
それに前にも書きましたけれど、このサイズから想像するよりもボリュームある音が出るんです。
なんか、ずっと弾いていても飽きないんですよねぇ。
でも、自分が弾いている姿って、自分では見えませんよねぇ。ん～、セルフ・タイマーで自分が弾いている姿でも撮影してみましょうかねぇ。
ペグはGOTOH製です [NY-K7 OVA]
このギターで使用されているペグは ＧＯＴＯＨ 製です。このペグを作っている 後藤ガット 有限会社 は、群馬県伊勢崎市にあります。自分の故郷と近いので、ちょっと嬉しくなります。
以前、自分が使っている Ｆａｍｏｕｓ というウクレレを作っている三ツ葉楽器（群馬県前橋市）の工場見学に行ったことがあります。その時に三ツ葉楽器の社長から、ＧＯＴＯＨのペグを作っている会社は伊勢崎市にある、ということを聞きました。
このギターは全体がつや消し仕上げになっていて、このペグもつや消しになってるんですねぇ。いい感じです。
そういえば、K.Yairi R2-ANE も持っているのですが、それにもこのペグが使われています。後藤ガット有限会社のホームページを見ると、取引先として株式会社ヤイリギターが掲載されています。すべて、Made in Japan なんですね。
ヘッド [NY-K7 OVA]
このギターのヘッドです。真ん中の鏃のようなマークはヤイリの「Ｙ」をデザインしたものでしょうか。（勝手な想像です。）
今度ヤイリギターの人に会う機会があったら、これは訊いてみることにしましょう。それまで覚えていられるかな。それよりヤイリギターの人にいつ会えるのでしょうか。先の長い話かも。
工場見学をするにしても、岐阜県可児市ですから簡単にはいけませんよね。
東京のほうまでヤイリギターの職人さんがリペアに出張してきてくれることなんてあるんでしょうか。もし、あったらその時はチャンスですねぇ。
と、そんなことを考えるだけでも、ちょと楽しくなってきます。 :-)
ボディー内のラベルです [NY-K7 OVA]
シリアル番号は ４１１８４ です。
モデル番号は ＮＹ－Ｋ７ＯＶＡ とされています。ＯＶＡはボディーの材であるオヴァンコールの略ですね。
写真はいつも携帯電話のカメラで撮っていますが、ボディーの中を撮るのは難しいです。
K.Yairi NY-K7、購入しました。 [NY-K7 OVA]
以前から気になっていたギターなので、入手できてともて嬉しいのであります。
サイド／バックはオヴァンコール、サペリ、マホガニー（いずれも合板ですが）の３種類がありまして、弾き比べさせてもらって、オヴァンコールにしました。
ニューヨーカー・タイプのボディーなので小振りなのですが、そのボディー・サイズから想像していた以上に大きな音で鳴ってくれます。弾いていて楽しいし、嬉しくなります。
仕様等は以下の通りです。
| 品名 | REGULAR NY-K7 |
| TOP | Solid Spruce |
| BACK/SIDE | OVA |
| NECK | Mahogany |
| FINGER BOARD | Rosewood |
| BRIDGE | Rosewood |
| スケール(弦長)(cm) | 64.5 |
| 全長(cm) | 97.5 |
| ボディ巾(cm) | 36 |
| 定価（税込) | ￥78,750 |
| 定価（税抜) | ￥75,000 |
| コメント | エアリー・ブレイシング採用、ギグケース |
